収益低下した薬局は売れるのか?

2019-01-10

診療報酬改定の度に苦しくなる、調剤薬局の収益性。右肩下がりの事業に買手はつくのでしょうか?

収益低下した薬局は売れるのか?

調剤薬局の収益性低下・・・どうしよう?

診療報酬改定の度に厳しくなる、調剤薬局の収益性。「このままだと数年後には赤字になってしまうかも・・・」という店舗をお持ちの経営者様は、少なからず存在すると思います。企業全体の収益を考え、回復の見込めない不採算事業は切り離すべきなのは言うまでもありません。

しかし、”そんな店でも処方元があり、患者さんがいる”ケースがほとんど。その為、「閉店という選択肢はなるべくなら採りたくない」、という意見が大半を占めるかと思います。そこで出てくる選択肢が、”事業の承継”。どなたか別の方に引き継いで頂く方法です。

でも収益性の低い薬局なんて、継承する人いないでしょ?

「今の段階で経営が苦しいんだから、他の人が経営しても同じでしょ?」
「いくら苦しいとは言え、ババ抜きや、貧乏籤を引かせるような真似はしたくないなあ・・・」

というご意見もよく耳にします。
確かに、やれる事はすべてやりきった上で厳しい状態にある店舗はどうしようもないかもしれませんが、全ての低収益店舗が、”やりきった”状態であるとは思えません。

・一人の患者も逃さないような、対応を心がけているか?
・「また次もこの薬局に来よう」「別の病院の処方箋も持て来よう」、と思ってもらえる働きかけや対応ができているか?
・店頭に置いているOTCや食料品を毎回勧めているか?
・経費削減が徹底できているか?
・在宅やかかりつけには積極的に取り組めているか?

これらを全て、「やりきった」と言える店舗は少ないのではないでしょうか?

新しい世代の経営者

こう言うと、
「いやいやいや、それは理想論かもしれないけど、薬局経営を知らない人の意見だよ」
「自分でやるならともかく、職員にそこまでやらせるのは、並大抵の事ではないよ」
と反論が聞こえてきそうです。

確かに仰る通り。従来通りの経営手法では難しいのかもしれません。
だからこそ経営者のみなさんは、悲鳴を上げている訳ですから・・・。

しかし今、それらを乗り越えた新しい世代の経営者たちが登場しつつあります。
これまでの調剤薬局は、”医薬分業”というミッションを果たすことに対して、インセンティブが出ていた時代だったと言えます。それが今後は、”医療費削減”という新たなミッションを果たさなければ、インセンティブは出ません。

野球で例えるなら、これまで試合に出るだけで貰えていたサラリーが、今後はヒットを打たないと貰えなくなったようなものです。これまでは健康状態に気を付けて、トレーニングだけしていれば良かったのに、今後はバッティング練習をしたり、相手投手の傾向と対策を考え、実践しなければなりません。それを「そんなの無理だよ」「現実的ではない」と感じるのは、ある意味当然でしょう。

所が新世代の選手たちは、「ヒットを打つしかサラリーが貰えない」訳ですから、その為の努力は惜しみません。これまで長く続いた習慣を変える事は難しいですが、最初からその方法しかない人達にとっては、通常の労力に過ぎないでしょう。

調剤薬局経営も同様。現状に行き詰まりを感じている経営者は、これまでの分業時代の経営を知らない世代に、どんどん経営を託していくべきかもしれません。

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藤 鉄兵

CBグループ在籍10年。これまでは薬局の採用支援や、経営支援、M&A仲介を担当。その経験を活かし、現在は薬剤師さんの開業サポートを行っています。

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