数字で見る!個人承継した薬局ってどんな薬局?

2021-03-24

弊社では、主に開業希望薬剤師の方の薬局承継支援を行っています。個人の薬剤師への承継の場合、どのような薬局様がご譲渡に動き、承継に成功しているのでしょうか。売上や処方箋枚数、社長のご年齢など、具体的な「数字」も交えてご紹介をさせていただきます。

数字で見る!個人承継した薬局ってどんな薬局?

譲渡の理由は個店のオーナー引退?それとも店舗切り離し?

以前は、個人への譲渡というと「1店舗でオーナー薬剤師引退による承継」というケースが多くを占めていました。
しかし、経営戦略のための切り離し、人材採用難からの譲渡など、経営者様のお考えも多様化しています。
今年で言うと、コロナの影響による耳鼻科や小児科薬局の店舗切り離しのお話も、多くいただいています。
なお、これまで弊社で承継のお手伝いをした薬局様の事業規模は、以下の通りです。
*1店舗:32% *2~5店舗:23% *6~10店舗:15%
*11~30店舗:18% *31~50店舗:9% *100店舗以上:3%

また、上記薬局様の社長のご年齢分布はこのようになっております。
*30代;6%*40代:26% *50代:15% 
*60代38% *70代~:15% 

最近は調剤薬局以外にも、事業を展開されている法人様も増えてきている印象を受けます。
IT関連、介護事業への展開、人材サービスなどの新規事業の開設など、会社をいかに発展させていくか・・その延長線上にご譲渡という選択肢があるのだと思います。
「維持できれば良い」という考えでは生き残れないと、危機感をお持ちの若手経営者様からのご相談も増えてきています。

個人承継で成約した薬局の規模はどれくらい? ~処方箋枚数について

個人承継で成約した案件のおよそ7割の店舗は、1日40枚以下の、一人薬剤師で運営ができるような規模での成約となっております。
さらに、そのなかの2割以上が、1日20枚以下の店舗となっているのも、特徴的です。
実際に当社にて、個人承継をされた方の、承継時の薬局の処方箋枚数は以下の通りです。
*20枚以下:24% *21~30枚:28% *31~40枚:21%
*41~50枚:18% *51~60枚:3% *61枚以上:6%

1日20枚以下の店舗を法人にて運営した場合、人件費が圧迫してしまい、不採算店舗となるケースが多いですが、オーナー薬剤師1人体制であれば経営を維持していくことが可能なため、この規模でも一定数、譲受希望の方がいます。
一方、40枚以上の薬局の承継の場合は、ご夫妻薬剤師として承継されるケースが多いです。
ただしこの場合、営業権をはじめとする初期投資額も高金額となるため、あらかじめ、ある程度の自己資金を貯めておくことが必要となります。

個人承継で成約した薬局の規模はどれくらい? ~売上・技術料について

先ほど、実際に個人承継をされた薬局の処方箋枚数についてご紹介しましたが、それらの薬局の売上や技術料の数値はどの程度のものだったのでしょうか。
まずは具体的な数値について、ご紹介をさせていただきます。
■売上/年
*個人承継薬局の平均額:約6,000万円
*個人承継薬局の最高額:約1.6億円
*個人承継薬局の最低額:約2,650万円

■技術料/年
*個人承継薬局の平均額:約1,900万円
*個人承継薬局の最高額:約4,200万円
*個人承継薬局の最低額:約950万円

まず最高額で見ると、通常は法人間で譲渡されることが多い、売上1.5億円以上や技術料4,000万円以上の案件も、個人薬剤師へ承継されています。
理由としては、売手様が法人ではなく、経営者兼管理薬剤師として末永く運営してくださる個人に承継したいという強いお気持ちがあったためです。
通常、上記規模の薬局だと、譲渡対価も非常に高額となりますが、個人承継を叶えるため、営業権の分割をされたり、価格自体を少し下げたりなど、売手様も個人買手様に歩み寄っているケースがあります。

一方で、売上3,000万円以下や技術料1,000万円以下の案件でも承継に成功されています。
この場合、「週休2.5日で自分のペースで働ける」「午前中だけの勤務で家族との時間もとれるのに、管理薬剤師の給与と変わらない給与が得られる」など、収入だけではない価値を見出される方などが、譲受をされています。

私たちも、経営者・また買手候補の方とお話をしていると、思わぬところでマッチングすることがあり、驚きと発見の日々です。
「この規模なら、チェーン薬局への承継だろう」「この収益では買手は見つからないだろう」と先入観を持たず、まずはよくお話を伺い、動いてみることが大切だと実感しています。
より具体的な事例共有や、実際の承継案件や個人買手様などの情報をご希望の方は、ぜひお問合せください。

経営のお悩みを相談することも解決方法の一つ

薬局経営者様のお悩みは人それぞれ

わたしたちCBアドバイザリーは、調剤薬局の多様な事業承継のご支援を通し、皆様が大切に運営してきた薬局と地域医療を新しい世代へとつなぐため、<事業承継を検討の薬局>×<独立開業希望の薬剤師>双方の最適なマッチングを行っております。

相談してみませんか?

今後の参考としてご相談されるだけでも構いません。
ご相談は無料です。秘密厳守にて対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

薬局運営について相談する

CURATION BY

田代 チエ

新卒でCBグループに入社し、医師・薬剤師の転職支援に携わった後、 新規立ち上げメンバーとして、開業支援部(現:株式会社CBアドバイザリー)に異動。 薬剤師の独立開業支援を専門に、「あなた以上にあなたの夢を形にする」 を実現すべく、真摯なご支援を心がけています。

ページトップへ戻る

運営会社プライバシーポリシーお問い合わせ