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実際に事業承継を叶えた薬局ってどんな薬局? ~門前医師の年齢編~

2018-10-09

薬局のご譲渡を検討される際、どのような薬局が後継の方にとって魅力的なのか? 実際にご譲渡を叶えられた薬局は、どのような特徴があったのか? 前回の記事では、【門前医院の診療科目】という観点からご紹介をさせていただきましたが、今回は、【門前医院の年齢】という視点より、承継実績のご紹介をいたします。

実際に事業承継を叶えた薬局ってどんな薬局? ~門前医師の年齢編~

実際に事業承継された薬局の、門前医師のご年齢は?

弊社がお手伝いをさせていただき、直近で事業承継をされた薬局の門前医師のご年齢は以下のとおりです。

50代・・・・・・・・45%
40代・・・・・・・・27%
60代・・・・・・・・23%
70代・・・・・・・・5%

50代が一番多く、その後に、40代、60代、70代、と続いています。
なお、総合病院等の門前など、院長の年齢にかかわらず末永い運営が見込める薬局、また、ほぼ完全な面応需の薬局は、今回の統計からは除いて、算出をいたしました。

50代、40代は、今後もある程度の期間の運営が見込めそうですが、60代、70代の医師が運営する医院の門前薬局は、どのような方に、どのような形で承継が決まったのでしょうか?
それぞれ、幾つかの事例を紹介しつつ、ご説明させていただきます。

門前医師が50代・40代の薬局承継実績

買手希望者からも人気が高いのは、当然、といえば当然かもしれませんが、門前医師が40代・50代の薬局で、ほとんどの場合、先生は若ければ若いほどよい、とされています。
実際、当社の承継実績としても、門前医師の年齢が40代・50代の薬局が、全体の72%と、約4分の3を占めています。

では、売手側の立場に立つと、なぜ、門前医師が40代(50代)の所謂「よい薬局」を手放すのか?
弊社にて携わった案件では、以下のようなケースがありました。

1) 大手の運営基準に満たなくて・・・

現在、多くの大手薬局チェーンでは、売上規模が1億に満たない薬局、また、複数応需ではなく完全なマンツーマンの薬局は、運営を控える動きがあります。
特に、2018年の診療報酬改定で、基本料や基準調剤(現・地域支援体制加算)の減算があった後は、どれだけ門前医師が若くても、将来性が高く見込めない店舗については、譲渡に踏み切る動きも出てきています。
また、株式譲渡でまとめて数十店舗譲り受けたものの、その中の小ぶりの店舗を、また別の買手に譲渡する、といった事例もございました。

2) 大先生から若先生に代替わりしたけど・・・

大先生から頼まれて薬局を出店してから数十年、門前医院は、大先生から若先生に代替わりしたものの、薬局を運営する社長ご自身には後継者不在・・・という状況で、承継に踏み切られたケースもありました。
若先生は40代、社長は60代、という中で、「自身に何かあってからだと、医院に迷惑がかかる」と考え、30代の開業希望薬剤師ご夫妻に譲渡された、という案件も、担当したことがあります。

勿論、その薬局様の状況如何にもよりますが、総じて、門前の先生がお若い薬局承継案件は、多くの買手様からの手が挙がり、譲渡まで結びつくケースが多かったです。

門前医師が60代・70代の薬局承継実績

では、門前医師が60代・70代の薬局の場合、いかがでしょうか。
門前医師がある程度ご高齢でも、承継まで至ったパターンを、いくつかご紹介させていただきます。

1) 後継者がいた

この場合、門前医師が60代以上であっても、買手様からすると安心です。
ただひとことで「後継者」と言っても、注意が必要です。

・医師であるお子様がいる(特に継ぐ・継がないの話はでていない)だけ
・院長から「将来的に子供が継ぐと思う」という話を聞いている
・すでに非常勤として、お子様がクリニックに入っている

上記3つでも、ずいぶん「後継者」の信憑性が変わってきます。
弊社にて、はっきりと「後継者あり」として案内しているのは、すでにお子様が非常勤でも医院に入っているケースです。
お子様が医師、口頭でお子様が継ぐと聞いている、というケースは、状況にもよりますが「継いでくれたらラッキー」という程度で、お考えいただいています。

2) 買手候補者も同年代

門前医師が、60代以降であっても、買手候補者も同年代の場合、安心です。
むしろ、買手が50代後半以降の場合、門前医師がお若いと、継続性を心配されてしまい、承継に至らなかったケースがありました。
門前医師も60代・買手薬剤師も60代、だと、Win-winと呼べるのかもしれません。

3) 短期間でも投資回収が叶う

門前医師が60代でも、収益性が高かったり、譲渡価格が相場より低かったりで、投資した金額を早期に回収できる場合、承継に結びつく可能性がございます。
実際、弊社でも、通常の期間の約半分の期間で投資回収できる薬局等ですと、門前医師が60代であっても、承継に結びついたケースが複数ありました。

以上、前回の【門前医院の科目】に続き、今回は【門前医師の年齢】という観点から、ご紹介させていただきました。
次回は、少し視点を変えて、実際承継開業を叶えた【買手薬剤師】はどのような方が多かったのか?ご案内をさせていただきます。

【連載】実例!『事業承継』を叶えた薬局って?

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わたしたちCBアドバイザリーは、調剤薬局の多様な事業承継のご支援を通し、皆様が大切に運営してきた薬局と地域医療を新しい世代へとつなぐため、<事業承継を検討の薬局>×<独立開業希望の薬剤師>双方の最適なマッチングを行っております。

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CURATION BY

田代 チエ

新卒でCBグループに入社し、医師・薬剤師の転職支援に携わった後、 新規立ち上げメンバーとして、開業支援部に異動。 薬剤師の独立開業支援を専門に、「あなた以上にあなたの夢を形にする」 を実現すべく、真摯なご支援を心がけています。

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