後継者探しのための薬剤師採用をお考えの法人様

2018-03-27

手塩にかけて運営してきた薬局を譲渡する、という局面になった場合、全く知らない第三者に譲るのには抵抗があり、一度勤務薬剤師として入っていただいた上で、素性が分かってから承継したい、というお声をときどき耳にします。つまり、承継を前提とした薬剤師採用という形です。

後継者探しのための薬剤師採用をお考えの法人様

後継者探しのための薬剤師採用、アリ?

アリかナシかでいうと、可能性としては「アリ」だと思います。実際、ハローワーク等の求人でも「薬剤師採用(後継者候補)」という形で求人を出されているのをたまに目にします。

また、「後継者候補」として薬局に入社し、その後店舗を譲り受けられた薬剤師社長も何名か存じております。

ただ一方で、「薬局の後継者候補としての採用」といわれ入社したものの、何年経ってもご譲渡いただけず、泣く泣く退職したという相談も多く受けています。

弊社には、約1,000名の開業希望薬剤師にご登録いただいていますが、後者のような事例を経験された方は少なくなく、開業希望薬剤師の殆どが「一度入社してからの譲渡」ではなく「当初より譲渡」という形をご希望されているのが現状です。

実際に後継者候補として薬剤師を採用された薬局

では、後継者探しのための薬剤師採用はほぼ難しい話なのか?というとそうではなく、実際に私がご相談を受けた薬局様のなかにも、後継者としての薬剤師の採用に成功された先がございました。

そちらの薬局は、譲渡の意思は強く後継者を探していたものの、すぐには譲渡ができない事情があった先です。そのため、まずは開業希望薬剤師に管理薬剤師として入社していただき、2年後を目処に薬局譲渡という流れでお話を進めました。

◆すぐの譲渡が難しい理由を明確にお話いただけた。
◆●年●月●日を目処に譲渡を進めるといった期限を設定していた。
◆その際の営業権価格は●円、薬品在庫の引渡し方法は~など、具体的な内容まで話を詰めていた。

上記項目を事前に整理し、買手候補者にお伝えできていたことが、後継者候補としての薬剤師採用を叶えられたポイントだったようにお見受けしています。

承継のための薬剤師採用、その後

後継者として採用された上記薬剤師は、現在、店舗の管理薬剤師としてご活躍中です。門前の先生との関係性作り、後発医薬品の比率アップ、業務の効率化等、改善すべき点は多くあるようですが、現社長から経営に関するノウハウを学びながら、2年後、経営者としての第一歩を踏み出すために邁進中でいらっしゃいます。

また、社長はこれまで薬剤師の採用・指導にも苦労されていましたが、やはり独立をお考えの方は、これまでの薬剤師の方々とは、お考えも働きぶりも大きく違うとのこと。頼もしい後継者候補を採用できたことに満足していらっしゃいました。

一度勤務してからの譲渡という形は、当初からの譲渡に比べると確実性が低いため、開業希望薬剤師より敬遠されることも多いですが、売手・買手ともに納得された場合は、WIN-WINとなることもあります。今回の件も2年後にスムーズに承継されることを心から願い、サポートできればと思っています。

あわせて読みたい!一緒に読むと理解が深まる記事

経営のお悩みを相談することも解決方法の一つ

薬局経営者様のお悩みは人それぞれ

わたしたちCBアドバイザリーは、調剤薬局の多様な事業承継のご支援を通し、皆様が大切に運営してきた薬局と地域医療を新しい世代へとつなぐため、<事業承継を検討の薬局>×<独立開業希望の薬剤師>双方の最適なマッチングを行っております。

相談してみませんか?

今後の参考としてご相談されるだけでも構いません。
ご相談は無料です。秘密厳守にて対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

薬局運営について相談する

CURATION BY

田代 チエ

新卒でCBグループに入社し、医師・薬剤師の転職支援に携わった後、 新規立ち上げメンバーとして、開業支援部に異動。 薬剤師の独立開業支援を専門に、「あなた以上にあなたの夢を形にする」 を実現すべく、真摯なご支援を心がけています。

ページトップへ戻る

運営会社プライバシーポリシーお問い合わせ