長年経営してきた調剤薬局。後継者不在であることが、日に日に現実的な問題として 迫ってきている。 薬局は残したいが、自分の引退とともに閉局という未来を避けるとしたら、 どのような選択肢があるのか? 閉局は最悪の選択肢。 地域に良い形で、薬局を残す方法が大きく3つあります。
長年一緒に勤めてくれた従業員であれば、人となりもよく知っているし、
何より薬局のことを一番わかっているから安心して任せられる。
そんな印象があるのではないでしょうか?
従業員の中に後継者となる方がいれば、安心ですよね。
ただし、薬局の規模・会社の規模によっては、個人では資金面の問題(限界)があるため
ケースによっては注意が必要です。
また、直接お譲りになる場合、譲渡において必要な交渉事項や確認事項が
十分できないことが多く、実際に直接お譲りされた売主様、買主様より
失敗談としてお聞きしています。
そのため、従業員への譲渡の際こそ、仲介を入れる方が気持ちよく譲渡ができます。
選択肢1のように、従業員の中に買い手となる方がいなければ、
外から幹部候補を採用するという選択肢があります。
ただし、例えばエリアマネージャーなどの複数店舗の管理をお任せできるような人材や
現職員から受け入れられることが条件となります。
また、採用する人自身にも、経営に携わる気持ちが必要であることと、
勤務の様子をみて見極めたいという気持ちが大きくなるあまり、タイミングを逃して
結局よそに転職していってしまわれるケースも多くお聞きしております。
この選択肢をとる場合は、具体的にお譲りになる時期を
最初から決めておく方がよいでしょう。
一口にM&Aといっても方法は多くあり、経営者残留型や株式一部譲渡など、
会社の譲り方・譲渡対価の受け取り方やご自身の身の振り方によって、やり方は様々です。
少し前までは、M&Aというと乗っ取られるようなイメージがあったかもしれません。
ですが、その地域に薬局を残すことが大前提であるため、友好的なM&Aが原則です。
譲り手の候補としては、
大手チェーン薬局、地元の中堅・小規模薬局、または個人事業主と
様々ございます。
後継者の準備をしておきたいだけなんだというお気持ちにも、
うまくお答えできる方法がありますので、ぜひご相談ください。
わたしたちCBアドバイザリーは、調剤薬局の多様な事業承継のご支援を通し、皆様が大切に運営してきた薬局と地域医療を新しい世代へとつなぐため、<事業承継を検討の薬局>×<独立開業希望の薬剤師>双方の最適なマッチングを行っております。
今後の参考としてご相談されるだけでも構いません。
ご相談は無料です。秘密厳守にて対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。