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事業承継にあたり「早すぎる」タイミングが、承継のタイミング?

2018-05-08

「ご自身で経営をされている薬局を、そのまま閉局するのは寂しい。出来れば誰かに継いでほしいけれど、そのタイミングはいつがいいのだろうか・・?」65歳になったら、70歳になったら、など年齢を一つの区切りにされる方もいれば、体力的に厳しくなったら、など、ご自身の健康状態で決める方もいらっしゃいます。実際、どのタイミングが承継にふさわしいタイミングなのでしょうか?

事業承継にあたり「早すぎる」タイミングが、承継のタイミング?

承継事例・創業40年のA薬局について

最近承継を行われた、A薬局についてです。
A薬局は、社長が20代後半のときに立ち上げられ、約40年にわたり運営をしてこられました。OTC薬をメインで扱う、所謂「薬店」から始められ、開業から数年の処方箋は2~3枚/日程度でしたが、そこから40年で、面応需で50~60/日、売上にして1.5億円を超える薬局に、育てられました。ちなみに、「主だった門前薬局はない」なかで、です。

面応需でここまで薬局を大きくできた要因を伺ったところ、社長は「全て患者様のおかげ」とおっしゃいます。A薬局では、目立った宣伝などはほぼ行わず、社長の接客を気に入られたリピーターの患者様や、その患者様方による紹介での「口コミ」で、処方箋枚数が増えていった、とのことです。

社長は謙虚に、「患者様のおかげ」とおっしゃいますが、ひとえに、社長に真摯な患者様対応や、営業努力によるものが大きいのだろうなぁ・・と、話を伺い、感嘆したことをよく覚えています。

A薬局が、承継を考えたご理由

そんなA薬局ですが、創業から約40年が経ち、社長も60代後半になられました。
毎日元気に営業をされているものの、65歳を過ぎたあたりから、急激に体力の衰えを感じます。また、約40年間、薬局のことを何よりも優先に店舗にたってこられたため、社長ご自身の趣味は、後回しにしてこられました。

自身に何かあった際に、この薬局はどうなってしまうのだろうか・・・。また、今まで薬局一筋でやってきたけれど、少しは自身のことを顧みてもよいのでは・・・。そのようなことが脳裏をよぎり、数年前から薬局の「これから」について考え始めたといいます。

尚、お子様もいらっしゃるものの、全員非薬剤師で薬局を継いでくれる様子はありません。そのような折に、薬局社長仲間で、かつて店舗を譲渡されたお知り合いに相談をされたそうです。

「早すぎる」タイミングが承継のタイミング

お知り合いの社長仲間に、「いずれ薬局を譲渡したい」と相談をしたところ、真っ先にいただいたご意見が、「早すぎるかな、と思うタイミングが承継のタイミング」とのことでした。

「まだ何とかなる」、「あと数年は」、と営業し続けることは出来るけれど、身体を壊してしまい、どうしようもなくなってしまってからだと、非常に急いで譲渡を進めなくてはならなくなります。そのような状況下ですと、「承継相手を選ぶ」こともままならなくなりますし、譲歩しなければならない条件も、多々出てきてしまうから・・・と言うのがお仲間からのアドバイスでした。

たしかに、時間的余裕がある中であれば、買手が信頼できる相手なのか、時間をかけて見極めることも出来ますし、譲る側の希望する条件でまずは相手を探す、という余裕もでてきます。今回の承継にあたり、社長が一番重視したのは、「信頼できる相手に薬局を譲り、引退後も末永く薬局を続けてもらう」こと、でした。

焦って買手を探し、心配な相手に薬局を譲り、患者様に迷惑を掛ける、ということが、もっとも避けたいこと、と今回のお話の進行中にも、社長からは何度もお話をいただきました。

縁あって、私が今回の承継のお手伝いをすることになったのですが、その後、どのような方にどのような形で薬局をお譲りすることになったのか・・・。

続きは次回の更新で、改めてお話をさせていただければと思います。

続きは、以下のリンクからご覧いただけます。

【連載】実例!『事業承継』という選択肢

経営のお悩みを相談することも解決方法の一つ

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わたしたちCBアドバイザリーは、調剤薬局の多様な事業承継のご支援を通し、皆様が大切に運営してきた薬局と地域医療を新しい世代へとつなぐため、<事業承継を検討の薬局>×<独立開業希望の薬剤師>双方の最適なマッチングを行っております。

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CURATION BY

田代 チエ

新卒でCBグループに入社し、医師・薬剤師の転職支援に携わった後、 新規立ち上げメンバーとして、開業支援部に異動。 薬剤師の独立開業支援を専門に、「あなた以上にあなたの夢を形にする」 を実現すべく、真摯なご支援を心がけています。

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