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実際に承継開業を叶えた薬局ってどんな薬局? ~買手が個人だった場合の特徴編~

2018-10-23

過去の掲載で、実際に事業譲渡をされた薬局の【門前医師の診療科目】【門前医院の年齢】について、実績紹介をいたしました。今回は視点を変えて、承継開業を叶えられた「買手側」の特徴について、ご案内をさせていただきます。

実際に承継開業を叶えた薬局ってどんな薬局? ~買手が個人だった場合の特徴編~

法人ではなく個人(薬剤師)の買手

いわゆる「薬局承継」と聞いたとき、譲受側(買手側)にはどのようなイメージを持つでしょうか?
大手チェーン薬局、地場中堅薬局、個人運営のパパママ薬局、これから開業したい薬剤師・・・いくつかのパターンがあるかと思います。今回はそのうち、「既に開業をしている薬局」ではなく、「これから開業したい薬剤師」に焦点を当て、ご紹介させていただきます。

尚、ひとことに、開業希望薬剤師、といっても、その開業の動機は人それぞれです。
「勤務薬剤師では実現できなかった、自分の理想とする薬局を作りたい」、「薬局業界が今後頭打ちだからこそ、先行きの見えない企業に所属するより、やったらやった分だけ実績に反映される独立という形を選びたい」、「人に使われるのは向いていない。自分の自由にやりたい」、「定年後も70代、80代と永く薬剤師を続けたいと思ったときに、勤務では難しいと考え開業を希望した」
などなど・・・さまざまな理由で開業を志していらっしゃいます。

実際に譲渡が決まった薬局、買手の男女比は?

では、開業を志される薬剤師の中で、実際に承継の成約まで進んだ方の男女比はどのようになっているのでしょうか。

弊社にて、直近で開業された方の男女比を調べると、以下のとおりでした。
・男性:78%
・女性:4%
・ご夫妻:18%

男性が78%と圧倒的に多いのに対し、女性は4%と非常に少ない印象です。2018年の帝国データバンクの女性社長比率調査でも、企業の女性社長比率は7.8%となっているので、「これから薬局を開業しよう」という薬剤師女性の数は、全体で見ても、少数派なのかもしれません。ちなみに、薬局の中には、実質の経営者はご主人である男性がしているけれど、経営者の名義は奥様、という先も一定数あるため、データだけで判断するのは難しい場合もあります。

また、特筆すべきは、ご夫妻での開業を叶えられた方が比較的多い点です。全体の18%と、約5分の1にあたります。実際、譲渡をお考えにな法人様のなかでも、「採用に苦労しており継続運営が難しい」という先は数多くあります。こうした薬局を、別の「法人」が引き継いだ場合、いつまた勤務薬剤師が辞めるかもわからず、不安、という売手社長からの声も耳にします。その点、ご夫妻で薬剤師で、経営者兼薬剤師として末永く勤務・運営してくれる、となると、「今と同じようなことにはならず安心」といったお声をいただくことが多いです。

実際に譲渡が決まった薬局、買手の年齢層は?

実際に譲渡が決まった薬局の、買手様の年齢層は、以下のとおりです。
・20代:7%
・30代:61%
・40代:18%
・50代:11%
・60代:3%

圧倒的に多いのが、30代で、61%です。次いで40代、50代、20代、と続く流れとなっています。30代というと、経験も10年を越え、管理薬剤師や、エリアマネージャー等も、任せてもらえることが増える時期です。また、先日開業された30代薬剤師の方にも伺ったのですが、「30代であれば、仮に失敗してもまだやり直せる」という想いもあり、開業に踏み切られた、というお声も多くお聞きします。

なお、両極端にある、20代と60代で開業された方々ですが、まず、20代で開業をされた方は、学生時代から開業を目標とされていた、という方ばかりです。今の20代は6年制なので、20代で開業・・というと、薬剤師経験はまだ3~5年程度になります。そのため、当初から早期の開業を志され、「短期間でも経験をつめて、開業資金をためられる、厳しい環境で就職をされ、開業に備えていた」という方が多かったです。一方、60代で開業された方は、「趣味の時間を取れるようなゆったりとした環境で仕事をしたい」と、あえて、1日あたり20枚強の薬局で、開業を決められました。収益性よりも、自由な時間をとれること、を一番の軸として決断をされた方でした。

これまでご紹介させていただいた通り、直近で開業された実績としては、30代の男性薬剤師の方が非常に多くございました。ただ、「開業をしたい」層でいくと、20代の方、40代の方も非常に多く、また、女性の開業希望薬剤師も少なくありません。よろしければ、上記もひとつのご参考にしていただきつつ、何かありましたらお気軽にご相談いただけますと幸いです。

【連載】実例!『事業承継』という選択肢

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CURATION BY

田代 チエ

新卒でCBグループに入社し、医師・薬剤師の転職支援に携わった後、 新規立ち上げメンバーとして、開業支援部に異動。 薬剤師の独立開業支援を専門に、「あなた以上にあなたの夢を形にする」 を実現すべく、真摯なご支援を心がけています。

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