報酬改定2018「後発医薬品調剤体制加算」改定の影響は?

2018-03-27

2018年度(平成30年)の調剤報酬改定で大きな変化のあった加算の一つに「後発医薬品調剤体制加算(後発品加算)」があります。実際にどのような影響が出てくるのか、事例を用いて見ていきましょう。

報酬改定2018「後発医薬品調剤体制加算」改定の影響は?

【2018年度報酬改定】後発医薬品調剤体制加算(後発品加算)の影響

2018年(平成30年)調剤報酬改定において、後発医薬品調剤体制加算(後発品加算)が3段階になり、施設基準も変わるという大きな変化がありましたね。
それでは、改定前の2018年3月以前に後発医薬品調剤体制加算(後発品加算)を取得している薬局については、今回の改訂により具体的にどのような影響が出るのでしょうか?

事例を用いてシミュレーションしてみましょう。

【2018年度報酬改定】シミュレーション① 後発品加算が「2」→「1」に・・・!

【改定前】

2018年2月時点
・年間調剤報酬  :8,000万円
・年間技術料    :2,200万円
・年間受付回数  :10,000回
・後発医薬品調剤体制加算:「2」を算定(後発品調剤割合が平均78%)

【改定後】

2018年4月以降
〇変更点
後発医薬品調剤体制加算:「2(22点)」→「1(18点)」へ (4点の減算)
処方箋の受付1回につき40円引き下げられる

〇影響
年間受付回数1万回×40円=【年間40万円分の減算】

どうでしょう?まだそこまで影響は大きく無さそうに見えますか?もちろん、売上や粗利、受付回数などの規模によってマイナスの影響は変化します。どちらにせよ、じわじわ首を絞められる感覚なのではないでしょうか。

【2018年度報酬改定】シミュレーション② 後発品加算「1」→「算定無し」に・・・!

【改定前】

2018年2月時点
・年間調剤報酬  :8,000万円
・年間技術料    :2,200万円
・年間受付回数  :10,000回
・後発医薬品調剤体制加算:「1」を算定(後発品調剤割合が平均68%)

【改定後】

2018年4月以降
〇変更点
後発医薬品調剤体制加算:「1(18点)」→「算定無し」へ (18点の減算)
処方箋の受付1回につき180円引き下げられる

〇影響
年間受付回数1万回×180円=【年間180万円分の減算】

こちらはどうでしょうか?かなり影響が大きくなる印象です。しかも、加算取得を目指すとなると、後発品調剤割合を現在の平均68%→75%以上へ上げなければなりません。それって決して簡単なことではないですよね。診療報酬に関して、営業努力でどうにかなる部分(伸び代)に限界がある点は辛いところでしょうか。

【2018年度報酬改定】シミュレーション③ 後発品加算「2」→「3」に!

【改定前】

2018年2月時点
・年間調剤報酬  :8,000万円
・年間技術料    :2,200万円
・年間受付回数  :10,000回
・後発医薬品調剤体制加算:「2」を算定(後発品調剤割合が平均87%)

【改定後】

2018年4月以降
〇変更点
後発医薬品調剤体制加算:「2(22点)」→「3(26点)」へ (4点の加算)
処方箋の受付1回につき40円引き下げられる

〇影響
年間受付回数1万回×40円=【年間40万円分の加算】

このように、元々、後発品調剤割合が85%以上と高い薬局については、何もせずともプラスになる加算です。
今後も後発品の使用促進は積極的に進められていく国の方針ですので、後発品調剤割合は少しずつでも上げていかねばならないポイントですね。

【連載】2018年『調剤報酬改定』について知ろう!

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大城 彩

CBグループに入社して10年目です。神戸、広島、福岡、大阪と異動しており、主に西日本エリアの医療機関様や調剤薬局様、そして医療従事者様を担当してまいりました。いつでも誠実に、血の通った支援がモットーです!

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