「薬局に患者さんを増やしたい!」大半の薬局経営者が思っている永遠のテーマですよね。 ただ、保険調剤薬局として露骨な集患・集客行為はできません。でも集客はしたい! そんな経営者達が、実際に取り組まれている”副業”をご紹介したいと思います。
保険調剤薬局の併設事業として、最も一般的なのは一般市販薬(OTC)の販売でしょう。本業との親和性も高く、薬剤師としての知識も活用できますので、比較的無理が少なく導入が可能です。
ただ、これで集客が図れるかというと正直疑問符がつきます。立地、品揃え、価格、何れの分野でも、チェーン展開しているドラッグストアと勝負するのはかなり難しいと言わざるを得ません。中途半端に一般市販薬の販売を行った結果、全く在庫が動かず、日焼けして埃をかぶったパッケージが陳列されているような風景は、よく見かけます。
ここで言う漢方薬処方とは、医師の処方箋に従って出すのではなく、直接お客様とカウンセリングを行い、その症状に合わせて漢方薬を供する方式を指します。こちらも親和性の高い”副業”です。当然それなりの知識と技術が必要になりますので、決してハードルは低くありませんが、漢方相談が好評な薬局は、本業よりも繁盛しているようなケースも珍しくありません。昨今の健康ブームも追い風のようです。
意外と目にするのが、パン販売。老若男女問わず人気のあるパン。巷の人気店にもなると、常時行列ができるほどです。そんな人気店とタイアップして、パンを店頭に並べている薬局もありますし、それが高じて自前でそういったパン屋を経営している薬局もあります。
他にも変わり種としては、「簡易郵便局」「ペットフード専門店」「介護用品販売」「高齢者向けスマホ教室」といった”副業”を行っている薬局にお目にかかった事があります。
副業に成功している薬局の共通点は、「薬局に来るついでに〇〇してもらう」ではなく、「〇〇するついでに薬局を利用してもらう」のようです。厳密に言うと、保険調剤薬局の方が、”副業”なのかもしれません。
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