まだできる!調剤薬局の経費削減~賃借料編~

2018-08-17

診療報酬改定毎に厳しくなる調剤報酬。売上を伸ばすだけでなく、支出を減らす工夫もしていかなくてはいけません。薬局経営者の皆さんは、どのように経費削減に取り組んでいるのでしょうか?実例を挙げてご紹介します。

まだできる!調剤薬局の経費削減~賃借料編~

<前回のおさらい>人件費の削減

前回は”人件費の削減”に焦点を絞って解説しました。
今回は賃借料(家賃)についての削減アイデアをお伝えします。

1)単純減額交渉

今の家賃を単純に安くしてもらう、という交渉です。
土地や建物の賃貸借契約は、最初に賃借料を設定すると、それ以降はノータッチ、というケースが多いと思います。ただ、契約から10年以上経過していたり、当初とは賃貸人が変わっていたりする場合もありますので、駄目元で交渉してみる価値はあります。

2)将来的値上げ防止交渉

単純値下げの交渉が上手くいかなかった場合、将来的な値上げの防止交渉を試みましょう。
近いところでは消費税の増税が確定的です。
「今回値下げできないのはやむを得ませんが、消費税増税の際値上げしないで下さい」
と、将来的な値上げを防ぐ事ができれば、実質的に経費削減になります。

3)売上比率方式に変更

賃借料を「毎月〇万円」という固定額ではなく、毎月の売上に応じた変動制にするという方法。商業施設のテナントでよく使われている方式です。

例えば現在の売上に対する家賃比率が10%だとすると、これを「売上の10%を家賃とする」という契約に変更します。すぐに経費削減の効果が出る訳ではありませんが、調剤薬局の収入が緩やかな右肩下がりである事を考えると、その際の家賃削減に繋がります。

4)職員用駐車場の見直し

職員の通勤用に確保している駐車場、台数は適正でしょうか?
とある薬局は、週3日、午前中しか来ないパートの為に月極で駐車場を借りていました。ただよくよく計算してみると、近所のコインパーキングに停めてもらった方が、半額で済むケースがありました。

また、別の薬局では処方箋が現在の1.5倍来ていた時代の人員配置をイメージして、6台分の駐車場を借りていましたが、現在日常的に使用するのは4台分。5台目を使うのが月に2~3回、6台目に至っては、年に4~5回という状態でした。

駐車場代はそこまで高額な費用ではないかもしれませんが、毎月必ず出ていく固定費なので、”チリも積もれば”です。

一見アンタッチャブルに見える賃貸借契約も、改善の余地はあります。
一度試してみて下さい。

【連載】まだできる!調剤薬局の経費削減

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藤 鉄兵

CBグループ在籍10年。これまでは薬局の採用支援や、経営支援、M&A仲介を担当。その経験を活かし、現在は薬剤師さんの開業サポートを行っています。

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