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助成金、補助金って何?薬局経営にも使えますよ!

2018-03-27

みなさんは助成金や補助金をうまく活用していますか?いくら条件に当てはまっていても、ご自身で申請をしなければ受け取ることはできません。知らないことで損をしている可能性があるのです。まずは助成金や補助金について知ることが大切です。

助成金、補助金って何?薬局経営にも使えますよ!

助成金と補助金って何?

助成金と補助金、どちらも国や地方自治体から交付される、返済義務のないお金です。融資ではないので、助成金や補助金がそのまま会社の純資産になり負債にはなりません。まずは助成金と補助金の違いについて説明していきます。

・助成金

一般的に厚生労働省所管で取扱っている支援金のことを助成金と呼んでいます。助成金は、基準を満たせば、原則として受給できるものです。公募期間も限定されておらず、1年中利用が可能です。

大きく分類すると、雇用関係の助成金と、研究開発型の助成金に分かれますが、ここでは薬局経営関わる雇用関係の助成金についてお話しをしていきます。条件を満たしていれば複数の助成金を利用することが可能です。

万が一、会社都合解雇を行っていると、助成金の不支給や、一定期間助成金をもらえなくなることもありますので注意が必要です。現在受給できる助成金について、厚労省のHPで確認することができます。

・補助金

助成金との違いは大きく分けて2つあります。

一つは受給難度の違いです。助成金は条件さえ満たしていれば原則受給できますが、補助金は要件を満たしたものを対象に審査を行います。そして、審査に通らなければ補助金の受給はできません。

もう一つは公募期間が決まっている点です。いくら要件を満たしていても、公募期間外だった場合は審査すらしていただけません。公募期間も補助金の種類によって様々で、長いもので半年、短いもので1ヶ月というものがありました。

下記のURLは中小企業庁のHPです。「補助事業公募一覧」から現在公募中の補助金が確認できますので、時々チェックをしてみる良いかもしれません。

どんな種類の助成金があるの?

助成金と補助金の違いについてお話しをしましたが、今回は主に助成金についてお話しをしていきます。雇用関係の助成金と言いましたが、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。実際に薬局の経営に使えるのでしょうか?

先ほどご案内した厚生労働省のHPを参考に見てみると、薬局経営者にも活用できそうな助成金は「キャリアアップ・人材育成関係の助成金」です。キャリアアップ・人材育成関係の助成金もいくつかの項目に別れていますが、特に正社員化コースは活用する価値があると感じます。正社員化コースでは次のいずれかに該当する従業員が対象です。

・有期契約労働者の無期雇用労働者への切り替え
・アルバイトの正社員転換
・派遣労働者を直接雇用へ切り替え

上記の従業員を正社員に切り替えることで一人につき最大で72万円が国から支給されます。いくら条件を満たしていても、知らずに申請をしなければ、当然何も支給されません。細かい規定などあるので、実際に申請する際には専門の方(今回の場合は社労士の先生)にご相談することも良いでしょう。

それ以外にも人材育成に関わる助成金、賃金規定の改定に関する助成金、職場環境の改善に関する助成金、など様々な助成金が用意されています。

助成金申請の注意点

上手に活用すれば多くのメリットがある助成金ですが、いくつか注意が必要です。まず一つ目が助成金は原則として後払いということです。ちなみに補助金も後払いです。通常の融資や出資のように、OKとなった時点で入金され、いろいろな出費に対してキャッシュが使えるというわけではないのです。

先ほど紹介した「キャリアアップ助成金・正社員化コース」を例にしてみましょう。有期契約労働者を正規雇用者として雇用すれば最大で72万円が助成金として支給されますが、先ほど申し上げた通り、申請後すぐに受給はできません。

まずは正社員として転換する前までに「キャリアアップ計画書」を管轄労働局に提出しなければなりません。そして取り組みの実施、今回の場合は正社員化です。正社員転換後6ヶ月分の賃金を支給した日の翌日から起算して2ヶ月以内に支給申請対象となります。つまり、どんなに早くとも受給までに6ヶ月以上かかります。

そしてもう一つの注意点が、助成金の制度は毎年度変わるという点です。去年も助成金をもらったので、今年ももらえると思っていると痛い目にあうかもしれません。

実際に「キャリアアップ助成金・正社員化コース」も平成30年度に要項がいくつか変わります。申請できる人数の上限が15人から20人に増えるという規制緩和もあれば、正規雇用等へ転換した際、どの転換パターンでも転換前の6ヶ月と転換後の6ヵ月の賃金を比較して、5%以上増額していなければならないことや、対象労働者が転換前に事業主で雇用されていた期間が「3年以下」に限ることとなるなど、条件追加もあります。

いずれも注意が必要ですが、上手に利用するためには知っておく必要がありますので、こまめに厚生労働省のHPを確認する必要があります。大きな金額ではないかもしれませんが、少しでも助成金・補助金が出れば、その分販促に資金を回すなど、活用することができます。助成金であれば厚生労働省のHP、補助金であれば中小企業庁のHP、まずはそれぞれ確認してみてはいかがでしょうか。

【連載】補助金の活用方法について学ぼう!

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照井 雄大

CBグループに入社後、医師の人材紹介を経て、現在開業支援に携わっています。理系の大学出身ということもあり、決算書類等の数字を見ることが好きです。その力を活かして、お客様に説得力と安心感のあるご提案を心がけています。

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