まだできる!調剤薬局の経費削減~その他編~

2018-10-01

診療報酬改定毎に厳しくなる調剤報酬。売上を伸ばすだけでなく、支出を減らす工夫もしていかなくてはいけません。薬局経営者の皆さんは、どのように経費削減に取り組んでいるのでしょうか?実例を挙げてご紹介します。

まだできる!調剤薬局の経費削減~その他編~

<前回のおさらい>人件費&賃借料の削減

前回までは人件費と賃借料に焦点を絞って解説しました。
今回はその他の費用についての削減アイデアをお伝えします。

1)清掃費用の削減

店舗の清掃を専門業者に依頼している薬局は多いと思いますが、本当に必要でしょうか?
確かに飲食店や、毎日数百人の来店があり、店内を回遊するような業種の店舗は、汚れ方も激しいので専門業者に清掃を依頼した方がいいと思います。所が調剤薬局の多くはせいぜい一日数十人、店は狭く、回遊もしないため、汚れ方は大した事はありません。そこで店舗の清掃やワックスがけを自分たちで行ってしまいましょう!とある薬局は店舗清掃を自前で行う事で、年間50万円程度の経費が、10万円程度まで削減できたそうです。

2)雑誌・専門誌の見直し

待っている患者様用に置いている一般雑誌や、業界専門誌。昔から漫然と購入していませんか?
そもそも待ち時間が短い薬局では、雑誌の設置自体が不要でしょうし、多少の待ち時間でも、携帯電話をいじっている人が多くなってきています。専門誌は価格も高いので、読まれていない、なくても問題ないのであれば、思い切って撤去してしまってもいいかもしれません。また、店内の告知やPRに目を向けてもらいたいという理由で、敢えて書籍類を置いていないという薬局もあります。

3)通信契約の見直し

業務利用の為に、携帯電話を支給しているケースも多いと思いますが、契約内容・費用は適正でしょうか?薬局業務で利用する主目的は「通話」だと思いますので、高機能な端末や、大容量の契約は必要ありません。近年急激にシェアを伸ばしている、所謂「格安スマホ」への変更等、検討してみましょう。

また、インターネット回線、電話回線も数年毎に新しいプランやサービスが登場しています。「10年前に契約して、そのまま」というような場合は、改めて比較検討してみましょう。

4)セキュリティ関連費用の見直し

もしもの時の備えて、セキュリティ(警備)サービスに加入されている店舗は多いと思います。
そもそもこの手のサービスは、夜間等の人員不在時に侵入があれば、警備会社が駆けつけてくれる、というもの。地域差もあるでしょうが、所謂TVCMをやっているような大手になるほど、対応が早い、手厚いようですが、その分費用も嵩みます。

ここで注意すべきは、「もしもの時に駆けつけて確認してくれる」サービスであって、仮に空き巣が入ってたとしても、捕まえて盗品を取り戻してくれるサービスではありません。どちらかというと抑止力や、被害を最小限に抑えるためのサービスといえます。

そう考えると、割高な全国大手と契約するより、安価な地場企業と契約したり、場合によっては警報や監視カメラの設置のみでも事足りるかもしれません。自店舗にとっての「もしもの時」とは、どのようなケースか?一度考えてみましょう。

どんな費用であっても、発生する事に対して当然”納得”して支払をしている筈です。
所が年月が経つと、今の状況に適合していなかったり、当時は存在していなかった新たなサービスが登場したりしているものです。大切なのは、定期的に「見直し」を行う事です。

【連載】まだできる!調剤薬局の経費削減

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藤 鉄兵

CBグループ在籍10年。これまでは薬局の採用支援や、経営支援、M&A仲介を担当。その経験を活かし、現在は薬剤師さんの開業サポートを行っています。

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