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自社店舗のフランチャイズ化、やってみたいけれど・・・

2019-01-29

「直営店舗を複数抱えて、薬剤師の手配ややり繰りが大変。フランチャイズ制度を導入してみたいと思うけど、調剤薬局のフランチャイズ化って実際どうなんだろう・・・」

自社店舗のフランチャイズ化、やってみたいけれど・・・

調剤薬局のフランチャイズ化は是か非か?

「自社店舗を手放すつもりはないけれど、フランチャイズなら検討してもいい」という調剤薬局経営者様の声は時々耳にします。しかし実際にしっかりフランチャイズ制度化して、店舗を増やしていっている中小規模薬局の話はあまり聞きません。

なぜ、「フランチャイズならやってみたい」のか?

そもそも「フランチャイズなら検討したい」と考えるのはなぜでしょうか?
もちろん理由は一つではないでしょうが、

・店舗の収益が下がってきている
・薬剤師の手配ややり繰りが大変
・遠隔地にあるので管理が大変

といった、「経営の煩わしさから解放されたい」という背景があると思います。
そうであれば「譲渡」「閉店」といった手段を取れば良さそうなものですが、

・でも事業規模は縮小したくない
・自分が立ち上げ、何年も経営している店舗に愛着がある
・これまでずっと二人三脚でやってきた処方元に申し訳ない
・今の所何とか運営はできている
・利益は出ている

という理由から、思い切った判断ができないのではないでしょうか?

それらの打開策として、「フランチャイズなら・・・」という考えに至るのは、分からなくはありませんよね。

なぜ、フランチャイズは広まらないのか?

そんな経営者の諸問題を解決できそうな、「調剤薬局のフランチャイズ制度」が今一つ広まっていないのはどうしてでしょうか?

答えはシンプル、「やる側にメリットが少ないから」。これに尽きます。
フランチャイズが一般的なコンビニや外食業界は、母体が圧倒的な規模感で、運営ノウハウや商品開発、宣伝やキャンペーン、競合対策までマニュアル化されており、全て手取り足取り指導してくれます。

ところがこれが調剤薬局となると、立地も違えば、診療科も違う、処方元との付き合い方もまちまち、と店舗毎に状況が違いすぎて、均一化された運営手法が当てはめにくい業界。すると仮にフランチャイズという形をとっても、母体から運営主に提供できるものはあまり多くないにも関わらず、毎月決まったロイヤリティだけ吸い上げられてしまいます。

実際、将来開業を考えている薬剤師さんにアンケートをとっても、「フランチャイズはNG」と回答する方は9割だったという結果もあります。

調剤薬局運営と、所謂コンビニ型フランチャイズは相性が悪いのかもしれません。

ではやはり、「譲渡」か「閉局」するしかないのか?
そんな事はありません。やる側にメリットがないのであれば、メリットを感じるような手法を考えればいいのです。

フランチャイズの代替案~1)業務委託

薬局の運営を、丸々個人薬剤師にお任せする方法です。
開設者や資産の権利関係はそのままに、人の配置やシフトのやりくりまで含めた、薬局運営を業務委託するイメージです。報酬として毎月定額の運営費を支払います。

薬剤師1人で回せる規模の薬局に適しています。

フランチャイズの代替案~2)家主(地主)として存続

営業権や設備は譲渡するが、土地建物は譲渡せず、家主(地主)として影響力を残す方法です。
毎月地代家賃という形で定額収入を得ます。

地代家賃の相場はあまり考慮せず、薬局の収入に見合った賃料を設定するのがミソです。
「ロイヤリティ」という形だと、何となく上前を撥ねられているような気になりますが、「家賃」ですと支払いにあまり抵抗感がないという人間心理を突いた手法ですね。

当然ですが、土地建物を所有している必要があります。

フランチャイズの代替案~3)運営委託

経営者を雇って、運営を丸々任せてしまう方法です。
所謂、「オーナー(株主)と雇われ社長」という関係性になります。
役員報酬や、配当という形で収入を得ます。
経営権を左右する比率の株式は保持し続けるのがポイントです。

一店舗毎に運営会社を作って、それぞれに社長を置いているという例もあります。

今回ご紹介した三例は、実際に運用されている方法です。
フランチャイズの代わりに検討されてみてはいかがでしょう?

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藤 鉄兵

CBグループ在籍10年。これまでは薬局の採用支援や、経営支援、M&A仲介を担当。その経験を活かし、現在は薬剤師さんの開業サポートを行っています。

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