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専門薬剤師・認定薬剤師で差別化!選ばれる薬局を目指す

2018-03-27

立地や便利さだけで利用される薬局は、決まった処方箋しか受けることができず集中率が高くなりがちです。集中率が高くなることで、将来の改定で痛い目にあってしまうかもしれません。そうならないように、「ヒト」で選んでいただける薬局になるよう、今から準備が必要です。

専門薬剤師・認定薬剤師で差別化!選ばれる薬局を目指す

国の方針をもう一回確認してみる

立地から機能へ、対物業務から対人業務へ、バラバラから一つへ、これは厚生労働省が打ち出している薬局ビジョンです。

① ~立地から機能へ~
いわゆる門前薬局など立地に依存し、便利さだけで患者に選択される存在から脱却し、薬剤師としての専門性や、24 時間対応・在宅対応等の様々な患者・住民のニーズに対応できる機能を発揮することを通じて患者に選択してもらえるようにする。

② ~対物業務から対人業務へ~
患者に選択してもらえる薬剤師・薬局となるため、専門性やコミュニケーション能力の向上を通じ、薬剤の調製などの対物中心の業務から、患者・住民との関わりの度合いの高い対人業務へとシフトを図る。

③ ~バラバラから一つへ~
患者・住民がかかりつけ薬剤師・薬局を選択することにより、服薬情報が一つにまとまり、飲み合わせの確認や残薬管理など安心できる薬物療法を受けることができる。

①~③を確認してみると、患者様が薬局を選ぶということを目指しています。近くに薬局があるから、ということではなく、

「○○薬局へいけば薬剤師の●●さんがいるから!」

というような形を国は目指しているのです。どこの薬局へ行っても同じということではなく、しっかりとほかの薬局と差別化をしていく必要性があります。

専門薬剤師・認定薬剤師を取得してアピールする

差別化をするための手段として、専門性を高めることが挙げられます。目に見える形でアピールするために、専門薬剤師や認定薬剤師の資格を取得することが考えられます。取得することで得られた知識は、当然患者様の満足や安心感につながります。では、どのような資格があるのでしょうか。薬局で活かせそうな資格をピックアップしました。

■研修認定薬剤師

研修認定薬剤師の資格を得ることで、倫理、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規・制度などの薬学全般の知識を身につけることができます。また、研修認定薬剤師になることが、「かかりつけ薬剤師」になるための条件のため、持っていて間違いがない資格といえるでしょう。

・認定団体
日本薬剤師研修センター

・取得方法
指定の集合研修やグループ研修、または自己研修を行い4年の間に40単位取得することで取得可能です。

■漢方薬・生薬認定薬剤師

漢方薬・生薬に関する専門的知識を修得することで、患者や処方医師に自信を持って漢方薬・生薬に関する情報提供ができます。

・認定団体
日本薬剤師研修センターおよび日本生薬学会

・取得方法
日本薬剤師研修センターおよび日本生薬学会が主催する研修会に参加し、修了後試験に合格することで資格取得可能です。

■在宅療法支援認定薬剤師

在宅医療に関する「知識」「技能」「態度」を修得し、良質の医療を提供することを目的としています。在宅のニーズは更に高まってくるはずなので、資格が活かせる場面が増えてくると考えられます。

・認定団体
日本在宅薬学会

・取得方法
日本在宅薬学会が主催する指定の公演、講義の受講、学術大会への参加、バイタルサイン講習会への参加、在宅業務の実践報告、以上をすべて満たすことで認定試験の受験資格を得られます。
そして試験に合格することで資格取得可能です。

■禁煙専門薬剤師

日本では、禁煙への関心度は増すばかりです。タバコに関する科学的な知識を養い、禁煙治療や禁煙支援をサポートしていきます。

・認定団体
日本禁煙学会

・取得方法
5年間日本禁煙学会の会員であること、禁煙指導歴5年、禁煙講習会講師経験または禁煙に関する論文、禁煙指導レポート3例、所定のカリキュラム終了、その後に試験合格で資格取得可能です。

専門薬剤師・認定薬剤師は差別化をするための手段

薬局がたくさんある中で、利便性以外で選んでもらうことは非常に難しいです。しかし、何も努力をしなければ淘汰されてしまうかもしれません。今はまだ、マンツーマン薬局で収益が上がっていたとしても、決まった医療機関の患者様しか来ない薬局となれば、個人の薬局でも調剤報酬が下げられてしまう未来があるかもしれません。

今回紹介した認定薬剤師・専門薬剤師を参考に、薬剤師の専門性を高めることで、患者様から選ばれる努力をすることは非常に大切です。専門性を高めることで他の薬局との差別化になり、選んでいただけるようになるかもしれません。

今回紹介をした資格以外にも多くの資格が存在します。それぞれの地域の特性にあった資格取得をすることで、他の薬局との差別化につなげて選ばれる薬局・薬剤師を目指してみてはいかがでしょうか。

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照井 雄大

CBグループに入社後、医師の人材紹介を経て、現在開業支援に携わっています。理系の大学出身ということもあり、決算書類等の数字を見ることが好きです。その力を活かして、お客様に説得力と安心感のあるご提案を心がけています。

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