薬剤師の総数は30万人を突破しております。都市部では薬剤師の充足傾向が強いものの、地方では薬剤師が慢性的に採用できなく困っているという声をよく聞きます。薬剤師の地域偏在を解消することは出来るのか、また薬剤師の採用を成功させるポイントを考えてみましょう。
薬剤師の地域偏在の解決策として打っている施策が、薬学部の新設です。ここにきて一度落ち着いていた薬学部の新設ラッシュが続いており、
18年4月 山口東京理科大学薬学部
19年4月開設予定 岐阜医療科学大学
20年4月開設予定 国際医療福祉大学 福岡県大川市キャンパス
21年4月開設予定 和歌山県立医科大学薬学部
と地方での薬学部新設計画が相次いでいます。
地方の薬局や病院としては、薬剤師の確保が出来る可能性があがり喜ばしいことです。一方で地方ではすでに定員割れをおこしている薬学部もでてきているため、単に数だけを増やせばよいという問題ではありません。
それでは、地方での薬剤師採用を成功させるために地方で働くメリットを考えてみましょう。
私が薬剤師の人材紹介業務についていた際、条件がよいため地方の薬局に勤務したいという薬剤師が一定数おりました。こういった希望の薬剤師を採用することを考えてみましょう。
その際お預かりした求人は
・未経験年収600万円以上
・面接時の交通費負担あり
・社宅あり
というものでした。
待遇面が良い場合はうまく求人票や紹介会社を使って、アピールをしていき、採用に繋げていきましょう。
地方では都市部に比べて、薬剤師が不足しているため、患者さんにも頼りにされることが多く、患者さんと関わる機会も多いです。そのため、薬剤師として地域貢献ができるという使命感を持つことが可能であり、この点もメリットとなるでしょう。
逆に地方で働くデメリットもあります。この点もしっかり理解しておきましょう。
都会での生活が長い薬剤師さんだとコンビニやスーパーは歩いて数分にあることや、電車は数分待てば来ることが当たり前となっています。
それに比べ、地方だと車での生活が前提となり買い物や交通は不便に感じられるでしょう。この点は地方で働くデメリットとして理解しておく必要があります。
地方で薬剤師の採用を成功させるためには、地方で働くメリット・デメリットを経営者の方自身が把握し、しっかり理解したうえで、採用活動を進めていく必要があるでしょう。
都会での生活が長い薬剤師さんだとコンビニやスーパーは歩いて数分にあることや、電車は数分待てば来ることが当たり前となっています。それに比べ、地方だと車での生活が前提となり買い物や交通は不便に感じられるでしょう。この点は地方で働くデメリットとして理解しておく必要があります。
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